
闇金から勝手にお金振り込まれたけど、無視して大丈夫?



いえ、あなたの生活が壊されるかもしれません
勝手にお金を振り込まれて、何度も知らない番号から連絡が来て…怖くて無視するしかない、そんな状況ではありませんか?「自分は借りていないのだから、無視していればそのうち諦めるはず…」そう思いたい気持ち、よくわかります。
でも残念ながら、それは甘い幻想です。この押し貸しは、あなたを狙って仕掛けられた“罠”なのです。
無視し続けると闇金側の感情を逆なでし、次のようなトラブルに発展していきます。
押し貸しを無視すると招く5つの危険
❶ | あなたの意志で借りたことにされる | |
❷ | 法外な延滞金を請求される | |
❸ | 嫌がらせ電話やLINEが止まらない | |
❹ | 家族や職場に迷惑がかかる | |
❺ | 個人情報を闇に流される |



無視は“静かな挑発”になってしまうのです
押し貸しを放置すると、闇金に主導権を握られたまま、どんどん追い詰められてしまいます。あなたに主導権を取り戻すには、法律のプロによる介入が必要です。
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無視しても大丈夫?押し貸しに関するよくある誤解


押し貸しとは、あなたの同意なしに一方的にお金を振り込んできて、後から「返せ!」と迫る悪質な闇金の手口。まったく身に覚えがないのに、突然知らない相手からお金が振り込まれたら、関わりたくないので無視したくなるのは当然ですよね。
でも、押し貸しは無視しても大丈夫なのでしょうか?
このセクションでは、「借りてない」「返してない」「使ってない」だから関係ない! というよくある誤解について、順に解説します。この誤解はあなたを追い詰める入口になるので、しっかり目を通しておいてください。
誤解1. 借りてないから関係ない
「自分は一度も借りると言っていない」「勝手に振り込まれただけ」と考えて、関係ないと思い込む人は少なくありません。しかし、闇金はあなたの同意など最初から求めていません。重要なのは、彼らが“あなたを狙って振り込んできた”という事実です。
関係ないと思っていても、関係を一方的に押しつけてくるのが押し貸しの本質。あなたの意思とは無関係に、すでに“関係ある人”として扱われているのです。
ここに気づかず無視していると、問題が深刻化して対処が難しくなります。
誤解2. 返してないから問題ない
押し貸しされたお金を返してしまうと借りていたことにされて利息を請求されるということを知っている方なら、「返していないから、相手に支払い義務を認めたことにはならない」と思うかもしれません。でも、押し貸しをしてくる闇金は常識が通じる相手ではありません。
「返していない=契約不成立」と認識するのではなく、「返していない=延滞金が発生」という理屈で攻めてきます。
返していないことが逆に攻撃材料になるという、理不尽な構造があるのです。
誤解3. 使ってないから放っておけばいい
「振り込まれたお金には手を付けてない」「使っていないなら問題にはならないはず」と考えて無視する人もいますが、これは非常に危険な判断。
押し貸し業者にとっては、使ったかどうかはどうでもいいことで、「振り込んだ=貸した」という既成事実が重要だからです。
あなたが使っていなくても、闇金は「契約が成立している」と主張して強引に返済を迫ってきて、無視していると多方面への嫌がらせを開始されてしまいます。
押し貸しを無視した場合と無視しない場合の比較


突然押し貸しに遭ったとき、「無視すべきか、対応すべきか」で迷う人は少なくありません。
怖いからとにかく無視したい、でも何かアクションを起こさないと後が怖い…。そんなジレンマに陥ってしまうと、本当にどうしたらいいのかわからなくなりますよね。
まずは、押し貸しを「無視せずに対応した場合」と「無視し続けた場合」、それぞれにどんな危険があるのかを具体的に比較してみましょう。
押し貸しを無視せず対応した場合の3つの危険



すぐに返せば済むかも…



甘いです
押し貸しは「無視」も危険ですが、「返す」など何らかの対応をしてしまうことも、実はさらに深刻なリスクを伴います。
ここでは、あなたが善意で返そうとした場合や、お金を使ってしまった罪悪感から払ってしまった場合に起こりうる3つの危険を見ていきましょう。
危険1. そのまま返しただけで借りたことにされる
たとえあなたがお金を一切使っていなくて、振り込まれた分をそのまま返しただけでも、闇金側はそれを「契約が成立した証拠」として扱います。
つまり、「返した」という行動が“借金の元金のみ返済した”ということにすり替えられて、利用されてしまうのです。
これにより、今後の利息請求や追加の嫌がらせに正当性を持たせる口実を与えることになります。



相手の土俵に乗ってしまう結果になるのです
危険2. 闇金に振り込むと共犯扱いされる
押し貸しで勝手に振り込まれたお金を「返しただけ」と思っていても、その行動が以外なリスクを生む場合があります。
実は、あなたが返金先として案内される口座は、闇金業者自身の名義ではなく、買い取られた他人名義口座や詐欺グループが使う“ダミー口座”である可能性が高いのです。



どうして?



闇金業者が正規の名義で銀行口座を持っていることはほぼないからです
闇金は違法業者なので、金融機関に業者名や代表者名で正規の口座を開設することはできません。
銀行口座を開設するには本人確認や事業内容の審査が必要ですよね。闇金のような違法な貸金業は登録されていませんから、審査で通らないのです。
そのため、闇金業者は以下のような手段で“ダミー口座”を使用しています。
▼ 闇金が使う口座の典型例
- 買い取った他人名義の口座(“口座売買”で手に入れたもの)
- 名義貸しされた口座(学生や高齢者が騙されて貸したケースなど)
- 従業員や第三者の名義の口座(架空の法人名義などを使うことも)
- 凍結と廃止を繰り返す使い捨て口座
これが意味するリスクがわかるでしょうか?
あなたが「お金を返したつもり」で送金した先は、実態が不明な他人名義の違法口座である可能性が高く、その送金行為が“違法金融に加担した”と見なされるリスクがあるということです。
特に、闇金が振込先に使っているのがマネーロンダリングや詐欺に関与した口座だった場合は、金融機関や捜査機関の調査対象になります。



“共犯的な立場”で扱われる危険性も否定できません
良かれと思ってやってしまった返金行為が、あなたの信用を大きく損なうリスクに直結するのです。
危険3. 闇金界のカモリストに載る
一度でも支払ってしまうと、あなたは「押し貸しでお金を払う人」として、闇金内部の“リスト”に載せられるおそれがあります。
闇金業者の間では、こうした“支払実績のある人”の情報が横流しされることがあり、他の業者からも次々と押し貸しや詐欺のターゲットにされてしまうのです。
あなたが「これで終わった!」と思っていても、被害は連鎖的に拡大するでしょう。
押し貸しを無視した場合の5つの危険



無視していれば諦めるかも…



甘いです
押し貸しの相手は、まともな金融業者ではありません。無視されたことをきっかけに、「貸してやったのに無視か!」「逃げる気か!」などと逆上したような口調で迫ってきます。
実際には感情的に怒っているというよりも、“怒っているふり”をして、あなたを追い詰める口実を作っているのです。こうしてあなたが何もしていない間に、闇金は報復モードに入って、嫌がらせや追い込みのレベルをどんどん上げていくことがあります。
ここでは、押し貸しを無視したことによって生じる5つの重大なリスクを取り上げます。
危険1. 家族や職場に連絡される
押し貸しを無視すると、闇金側はあなたへの直接連絡が通じないと判断し、次は周囲に圧力をかけてきます。
電話やSNSを使って、あなたの家族や勤務先にまで連絡し、支払いを促すのです。中には「本人が借金を踏み倒そうとしている」などと事実と異なる情報を流すこともよくあります。
まったく無関係な人たちまで巻き込まれてしまえば、あなたの信用や人間関係が壊れるだけでなく、仕事にも悪影響が及ぶでしょう。



最悪…
危険2. 嫌がらせが激化する
無視を続けることで、闇金側は「強引にでも動かさないと回収できない」と判断し、手口が過激化していきます。
- 1日中着信が鳴りやまない
- LINEが何十件も届く
- 非通知での鬼電
- 自宅への訪問をほのめかすメッセージ
などなど、精神的に追い詰めるような嫌がらせが始まります。
恐怖やストレスに押しつぶされてしまえば、だれでも正常な判断力を失ってしまいますよね。このような嫌がらせが激化すれば、自分に不利な行動を取ってしまうリスクも高くなってしまいます。
危険3. 契約意志があることにされる
押し貸しの本質は、「借りていないのに借りたことにされる」ことです。あなたが無視を続けると闇金側は、勝手に契約が成立しているかのような主張を始めます。
そして、勝手に「返済が遅れている!」と騒ぎ出して、さらなる請求の口実にされてしまいます。
あなたは関わっていないはずなのに、いつの間にか闇金の顧客扱い。これが無視の恐ろしさです。
危険4. 延滞金で請求額が膨張する
闇金は法外な利息を当然のように上乗せしてきます。無視している間に、「延滞金」「遅延損害金」などと称して請求額はどんどん増えていくのです。
最初は数万円だったものが、数日で10万円を超え、1週間後には「30万円払え!」と言われるケースも。
闇金には利息制限法など通用しません。勝手に“借金”を膨らまされる一方…。無視するだけでは、時間とともに状況がどんどん悪化してしまいます。
危険5. 個人情報を流される
過去に、闇金に一度でも連絡先や本人確認資料を渡してしまっている場合、それらの情報が“取引材料”にされて「他社に回すぞ」「闇で売るぞ」といった脅しに使われることがあります。
それだけでなく、実際に名簿業者や別の闇金グループに個人情報が売られてしまうこともあります。
次々と新たな業者から連絡が来て、何が何だかわからない…。まさに悪循環の始まりです。
「無視」は闇金に主導権を渡す行為



沈黙は最大の防御じゃない?



甘いです
「とにかく無視していればそのうち諦めるだろう…」という判断は、一見冷静な対処のように思えます。しかし現実には、無視することで闇金側に主導権を渡し、自分自身の生活をコントロールできなくなる危険が高まるのです。
無視している間に、
といった事態が、あなたの知らないところで進行してしまいます。
つまり、「無視=距離を取ること」ではなく、「無視=押し貸し業者に好き勝手する許可を出すこと」に近いのです。
押し貸しを無視することで、闇金があなたの人生の周辺まで攻め込んできて、あなたは不利な立場に追い込まれていく…。怖いですね。これが“主導権を渡してしまう”ということです。
闇金に主導権を握られないための4つの行動


押し貸しを受けたとき、最悪なのは「とりあえず無視する」こと。何もしないままでいると、闇金に主導権を握られ、あなたは追い詰められる一方たげからです。
このセクションでは、闇金の支配から抜け出すために、あなたが今すぐ取るべき4つの行動をご紹介します。
行動1. 振り込まれても絶対に使わない



銀行口座のお金を使わないわけにはいかないよね



通帳を分けて管理するのが有効です
生活費用の口座とは別に、新しく「隔離用の口座」を用意しておけば、振り込まれても手を付けずに済みます。
また、入金があったらすぐにスクリーンショットを撮っておくなど、記録を残すことも大切です。知らずに使ってしまわないよう、通帳やキャッシュカードを一時的に手離すのも有効です。
行動2. 嫌がらせされても払わない



追い詰められたら払ってしまいそう…



家族に相談して「絶対払わない」と約束しましょう
精神的に追い詰められると判断力が鈍るため、事前に家族や信頼できる人に相談し「絶対に払わない」と約束しておくのも有効です。
ご家族は最初は驚くと思いますが、あなたは非のない被害者なのですから、必ず力になってくれるでしょう。「一度払うと終わらない」という仕組みを理解して、支払わずに済む環境を作っておくことが追い詰められても冷静さを保つ鍵なのです。
行動3. 脅されても反応しない
- 話せばわかるかもしれない…
- 誤解を解けば大丈夫だろう
そう思って、押し貸し業者に連絡を返してしまう人もいます。でもそれは、最も危険な行動です。
闇金は“会話が成立する相手”をターゲットに選び続けるものです。あなたが説明しようとしても、彼らはそれを「自分の支配下にある」と解釈し、さらに揺さぶりをかけてくるでしょう。
脅されたとしても、自分でなんとかしようしないことが重要です。
行動4. 一刻も早く専門家に相談する
「本当に弁護士に相談していいのか…?」と迷う時間が、状況を悪化させます。
闇金に詳しい弁護士であれば、すぐに対応してくれるだけでなく、あなたの代わりに交渉窓口になってくれます。相談無料の窓口もあるので、「困った時点ですぐ相談」が鉄則です。
闇金専門の弁護士に相談すべき理由



闇金専門の弁護士じゃないとダメなの?



はい、一般の弁護士事務所では断られることがあります
弁護士にはそれぞれ専門があって、離婚、相続、交通事故などさまざまです。医師でも、内科医、外科医、産婦人科医などに分かれているのに似ていますね。
専門外の相談は断られることがありますから、闇金のことは闇金に強い弁護士に相談する必要があります。債務整理に注力している弁護士の中に、闇金に強い弁護士がいるのです。
一般的な弁護士では対応しきれない
「弁護士なら誰でも対応できる」と思っている人が多いのですが、これは大きな誤解です。
押し貸しのような悪質な無登録業者の問題は、以下のような非常に特殊な対応力が求められるからです。
- 違法業者への交渉経験が豊富
- 即時対応が可能(スピードが命)
- 警察とも連携を取れる信頼性がある
- 着信や請求の止め方を熟知している
これらを満たすのが「闇金対応を専門にしている弁護士」なのです。
闇金専門の弁護士に相談しないと、どうなる?
- 連絡も来ないし、少し様子を見てみようかな…
- 弁護士に相談するなんて大げさかも…
そうして動かずにいるうちに、以下のようなことが起こり得ます。
- 別の闇金からの突然の連絡 →「あなたの情報が流れていますよ」
- 押し貸しによる再度の振込と請求 →「お金を返せ!」「利息を払え!」
- 身に覚えのない犯罪への巻き込み → 口座利用、なりすまし、詐欺グループの一員に!
これらの状況は、相談が遅れるほど複雑になって、対処が難しくなっていきます。
相談だけでもOK!今すぐ動く価値
闇金専門の弁護士は、多くの場合 、初回相談は無料です。
「相談したら依頼しないといけないのでは…」と不安になるかもしれませんが、そんなことはありません。相談だけでも、今後のあなたの身を守るための重要な一歩になります。
しかも闇金専門の弁護士なら、
- 闇金業者の実態
- よくある手口
などにとても詳しいので、「どんな点が危険なのか」とか「これから注意すべきこと」まで教えてもらえます。
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以下は、押し貸しに関するご相談の中で、よく寄せられる質問をまとめたものです。



ぜひ参考にしてくださいね
押し貸しに関するよくある質問(FAQ)
- 押し貸しの入金が1円だけでした。これも無視してはいけないのですか?
-
はい、たとえ1円でも押し貸しは立派な闇金手口です。金額が少ないからといって安心してはいけません。「少額なら払ってもいいか」と考えさせ、主導権を握ろうとするケースもあります。金額の大小にかかわらず、すぐに専門家に相談するのが最善です。
- 本人確認書類を送っていないのに振り込まれました。どうして?
-
闇金は、過去にやりとりした履歴や、名簿業者から購入した流出個人情報をもとに、勝手に振り込んでくるケースがあります。本人確認が行われていなくても、押し貸しは成立してしまいます。あなたの情報がどこかで悪用されている可能性もあるため、慎重に対応してください。
- 押し貸し被害を家族や職場に知られたくありません。バレずに対処できますか?
-
はい、闇金に強い弁護士に早期相談することで、連絡窓口をすべて任せられます。弁護士が間に入ることで、闇金が家族や職場に連絡する前に対処できる可能性が高まります。秘密厳守で対応してくれる事務所を選べば、あなたのプライバシーを守りながら解決できます。
- 押し貸しを受けたことを警察に相談しても大丈夫?逆に不利になりませんか?
-
基本的に、警察に相談して不利になることはありません。ただし、警察はすぐに動いてくれるとは限りません。実際に交渉や対応が必要な場合は、闇金対応に慣れた弁護士への相談が効果的です。
- 闇金からの入金があったことを銀行に伝えても大丈夫ですか?口座凍結されませんか?
-
銀行に相談すれば、不正取引として調査対象になることがありますが、場合によっては口座凍結や警察への通報につながる可能性もあります。自己判断で動くのはリスクが大きいため、まずは弁護士に相談し、最適な対処方法を確認することをおすすめします。
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次のセクションでは、押し貸しによる深刻な状況を無料で相談できる、闇金問題に強い弁護士事務所をご紹介します。
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代表弁護士の田島聡泰(たじま あきひろ)先生は、東京弁護士会に所属し、違法業者から依頼者の生活を守るため、日々対応にあたっています。
シン・イストワールの基本情報
事務所名 | シン・イストワール法律事務所 |
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代表弁護士 | 田島 聡泰(東京弁護士会所属) |
所在地 | 東京都千代田区平河町2-4-13 ノーブルコート平河町4階 |
電話番号 | 0120-305-034(通話無料) |
注力分野 | 闇金問題・給料ファクタリング・法人向けファクタリング・債務整理(任意整理・自己破産・個人再生・過払金)・養育費回収・B型肝炎訴訟 など |
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※本記事は、違法な金銭貸付に関する一般的な情報提供および注意喚起を目的としたものであり、特定の業者や個人を誹謗・中傷する意図は一切ありません。闇金被害でお困りの方は、一刻も早く専門の法律家にご相談いただくことを強く推奨いたします。
闇金被害に関する公的情報はこちら
行政機関・警察による注意喚起
- 警視庁|給与ファクタリングに関する注意喚起
- 金融庁|ヤミ金融対策法の成立
- 消費者庁|先払い買取現金化に関する注意喚起
- 国民生活センター|隠れヤミ金の被害事例
- 東京都産業労働局|ヤミ金被害防止キャンペーン